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ウンコの掃除屋フン虫
 自然のサイクルとは、本当にうまい具合に回っているものです。 草を食べる動物がいて、その草食動物を食べる肉食動物がいて、その動物のウンコを食べる虫がいて、その虫 のウンコが植物の栄養になる。世の中もちつもたれつというわけです。 特に、動物のウンコを食べるフン虫は、“自然界の掃除屋”として大切な役割をしています。 ダイコクコガネ・センチコガネ・ゴホンダイコクといった虫がフン虫とよばれる虫たちです。 これらの虫たちは、牛や象などの動物のウンコをおしわけて、もぐりこみ、これを食べています。 そして、スコップのような前足で穴をほり、ウンコで作っただんごを穴の中に入れ、卵を産みつけます。 卵からかえった幼虫はこのだんごを食べて成長してゆくのです。 また、フン虫はウンコの掃除だけでなく、土の中にウンコを埋めるので土地を肥やしたり、ハエなどの発生を 少なくするといった役割もしています。しかし、いくらフン虫でも、古くて固くなったウンコは食べません。 新しい栄養たっぷりのウンコを、たくさん食べるのです。 一匹のセンチコガネで、コップ一杯分のウンコを二日で掃除してしまうといいますから大したものです。  このような虫たちのおかげで、自然界はきれいに掃除されています。フンたちの活躍は、我々人間にも大変 益の多いことです。 ハエ類の発生防止、牧場のフン公害解決など、緑の下の力持ちたちに、これからもがんばってほしいものですね。

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