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世界トイレ事情
 日本のトイレは、くみ取り式か、水洗、これはだれもが知っていること。 では、アラビアのトイレは?きわめて合理的なシロモノなのです。 まず、便意をもよおしたら、建物の屋上に登ります。思索をしながらしばしの間イキミます。 ウンコが出たらそのまま知らんぷり。アラビアの強烈な太陽で、かの地の逸品は乾燥され、こなごなになり、 やがて風に吹かれてどこかへ飛んで行くのです。 衛生的といえば確かに衛生的なのですが、芳香ただようその風は、どこへ飛んで行くのでしょうかねえ。  元日本兵の島・ベララベラ島のトイレは海に浮かぶサンゴ礁の離れ島。 きれい好きな島の人は、住むところとトイレを分けているのです。 雨が降ろうと嵐がこようと、船を出してウンコをしに行くのだそうです。 人間様が用を足し終えるのを今やおそしと下で待ちうけているのは、魚やカニ類。 ウンコを食べてまるまる太った魚貝類をまたまた人間が食べる。自然連鎖の顕著な光景です。  タンザニアでは、地面に穴を掘ってウンコをします。 この穴掘りは、義務づけられていて「トイレを掘らずに22人刑務所入り」なんて話はざらだということです。

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